立冬
2014年 11月 08日
駄句である。
ここ2、3日、喪中葉書が数通ずつ届く。
そんな季節になったのだ。
葬儀に参列した方もあり、また、この葉書が来るまで知らなかった場合もあり、
ただ、それぞれのこの一年を思うばかりである。
中に、姓名が一文字違いの御兄弟が差出人であったりすると、どきっとする。
例えば、良一さんと良ニさん。
逝ったのは弟の良ニさん、差出人は、兄の良一さん。
(もちろん仮名である。)
ふっと、あの世から知らせが来たような錯覚を覚える。
ご無沙汰しています。
実は、今年5月に、ひと足先に旅立ちました。
あまり長生きは出来なかったけれど、納得できる人生を終える事ができました。
皆様は、まだまだ身体に気をつけて頑張って下さい。
こちらで、のんびりしながら、皆様のお越しを待っています。
決して、退屈しているわけではないので、
あわてて追いかけて来る事などないように、くれぐれもよろしくお願いします。
新年のご挨拶は出来ないけれど、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
なんて、言っているかもしれないな、と思ったりする。
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saheizi-inokori at 2014-11-08 11:02
年賀状を書いたあとでなくなったときは死人に「おめでとう」と言われる、ときどきと言っていい位あります。
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unburro at 2014-11-08 11:22
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こんの
at 2014-11-08 17:52
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あぁ、いかにも立冬らしい佳いエッセイ!!
年賀状も売りだされてる、そんな時節だもの
年賀状も売りだされてる、そんな時節だもの
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unburro at 2014-11-08 21:11
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wawa38 at 2014-11-08 22:35
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unburro at 2014-11-09 00:30
by unburro
| 2014-11-08 00:48
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Comments(6)