木の芽
2014年 04月 23日
駄句である。
木の芽は、山椒の若葉だ。
柔らかそうな木の芽を選んで手を伸ばす。
山椒の木には、鋭い棘がある。
うっかり、指を刺す。
気を付けてやれば、刺されないのに、
うっかり、指を刺す。
うっかり、だよ と、ろくに反省しないでいると、
また、指を刺す。
もっと明るいうちに摘めば良いのに。
日が長くなり、油断していたのだ。
今朝、筍が届き、夕飯が筍尽くしであることは分かっていたのだ。
目を近づけると、自分の影で、
一層、手元が暗い。
また、指を刺す。
反省、油断、後悔が苛立ちを呼び、
また、指を刺す。
いつの間にか、小籠いっぱいの木の芽だ。
清しい香りに、指の痛みを忘れる。
家に入ると、
こんなに沢山いらないのに、もったいないなあ。
と言われた。
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こんの
at 2014-04-23 08:09
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> 後悔を背負って屈み木の芽摘む 驢ノ149
ドキリとした佳い句だなぁ
そして文が(いいなぁ)である
句は句で独立しながら、文にも繋がってる
(さすがだなぁ)
ドキリとした佳い句だなぁ
そして文が(いいなぁ)である
句は句で独立しながら、文にも繋がってる
(さすがだなぁ)
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saheizi-inokori at 2014-04-23 09:51
もったいないなあ、二三枚を買って食うのですよ。
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unburro at 2014-04-23 15:36
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unburro at 2014-04-23 15:45
saheizi様
私は、木の芽が好物で・・・
筍御飯や、若竹煮に、木の芽をこんもり盛って、絡めるように食べるのが好きなのです。 旬の朝掘り筍は、山盛りの木の芽に負けない香りがあり、ついつい食べ過ぎてしまうのです。
若い頃、筍を食べ過ぎるとニキビが増える、などといわれましたが、
歳と共に、筍の精に反応する身体のナニカも、無くなったのでしょう、いくら食べても吹き出物もできません。なんか哀しい気もする・・・
私は、木の芽が好物で・・・
筍御飯や、若竹煮に、木の芽をこんもり盛って、絡めるように食べるのが好きなのです。 旬の朝掘り筍は、山盛りの木の芽に負けない香りがあり、ついつい食べ過ぎてしまうのです。
若い頃、筍を食べ過ぎるとニキビが増える、などといわれましたが、
歳と共に、筍の精に反応する身体のナニカも、無くなったのでしょう、いくら食べても吹き出物もできません。なんか哀しい気もする・・・
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saheizi-inokori at 2014-04-24 10:13
朝掘って、汗を流したまま、すぐにその場で刺身で、焼いて食う。
ぷしゅーっと缶ビール、この世の天国です。
そりゃあ、木の芽をこんもりがあればいうことはないけれど、そんな贅沢は許されないのがマンション暮しです。
ニキビはできないけれどカサカサ痒くてしょうがない老人。
ぷしゅーっと缶ビール、この世の天国です。
そりゃあ、木の芽をこんもりがあればいうことはないけれど、そんな贅沢は許されないのがマンション暮しです。
ニキビはできないけれどカサカサ痒くてしょうがない老人。
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unburro at 2014-04-24 10:42
by unburro
| 2014-04-23 00:04
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Comments(6)