炎天
2014年 08月 04日
駄句である。
前回は、「まつやま俳句ポスト」に「季重なり」を指摘されて
落選し、少々へこんでいる、という話を書いた。
今回の句は、入選句である。
兼題は、「炎天」、先日の蟻の列の句は、この回の没句である。
「天・地・人・並」の「人」なので、
いつもの「並」より、ちょいと上なので、喜ぶべきなのだが、
この句には若干の作為がある。
というか、これは「上位入選の句の傾向」を踏まえた句なのだ。
私は小さい頃から、時々こう云う事をする嫌な子供だった。
大人に受けの良い意見や、作文を発表して褒められる子、
というヤツである。
「まつやま俳句ポスト」の上位入選(「天」「地」)の句には
写実とか情感とかよりも、少々のファンダジーというか、
物語性がある句が選ばれる傾向がある。
昔ながらの季語に、ちょっと違和感のある言葉を組み合わせる句が好まれるようなのだ。
外国の風物とか、妖怪変化の類、神話的世界、そんな感じである。
そこで、「死の影」を持ってきてみた。
「白昼に死の影がゆく炎天下」
この句だけ見ると、ちょっと大袈裟だけれど悪くない。
または、原爆忌や敗戦の日を踏まえた、重い気配もある。
しかし、「受け狙い」で作ったという負い目があるので、
素直に自作としての自信が持てない。
馬鹿な事をしたものだと反省である。
不覚にも、ギックリ腰になってしまった。
いい大人になって、ネット俳句と一人相撲しているバチが当たったのかもしれない。
仕事の区切りをつけて、ちょっと夏休みにしようか、
と、気を抜いた所のギックリである。
冷房の利いた部屋で、歳時記を枕にゴロゴロしている。
これも、ある意味「夏休み」である。
軽症なので、御心配なく。
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こんの
at 2014-08-04 16:53
x
>軽症なので、御心配なく
ゆるりとお休みなさい。といってもねぇ
ゆるりとお休みなさい。といってもねぇ
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hanamomo06 at 2014-08-04 21:25
ぎっくり腰 軽症でよかったです。
一昨年、夫が30キロの米袋を持ったとたん、ギクッと!
2日後病院へ行き、やっといいほうへ向かいましたが・・・・見ていても大変でした。お大事になさってね。
>白昼に死の影がゆく炎天下
8月の重々しい雰囲気が出ていて、いい句ですね。
原爆投下の日、お盆、終戦記念日・・・・・命について考えることの多い月。
主婦にとっては忙しい月。
秋田の土崎では終戦の前日最後の空襲がありました。
くれぐれもお大事に。
悲しい出来事です。
一昨年、夫が30キロの米袋を持ったとたん、ギクッと!
2日後病院へ行き、やっといいほうへ向かいましたが・・・・見ていても大変でした。お大事になさってね。
>白昼に死の影がゆく炎天下
8月の重々しい雰囲気が出ていて、いい句ですね。
原爆投下の日、お盆、終戦記念日・・・・・命について考えることの多い月。
主婦にとっては忙しい月。
秋田の土崎では終戦の前日最後の空襲がありました。
くれぐれもお大事に。
悲しい出来事です。
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unburro at 2014-08-04 23:34
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unburro at 2014-08-04 23:39
hanamomo様
何も持っていない、腰を曲げてもいない、つもりなのですが、
突然、痛みに襲われ、動けなくなりました。
すぐに、行きつけ!の接骨院に行ったので、順調に回復中です。
やっぱり、俳句の神様?に怒られているのだと思います(泣)
何も持っていない、腰を曲げてもいない、つもりなのですが、
突然、痛みに襲われ、動けなくなりました。
すぐに、行きつけ!の接骨院に行ったので、順調に回復中です。
やっぱり、俳句の神様?に怒られているのだと思います(泣)
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saheizi-inokori at 2014-08-05 10:54
作為があったとて佳句は佳句です。
中学校の図画の先生が「ここをこうやってみたら日展に入選してシメタと思った」と話したときは「俗物メ」と思いましたが^^。
中学校の図画の先生が「ここをこうやってみたら日展に入選してシメタと思った」と話したときは「俗物メ」と思いましたが^^。
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unburro at 2014-08-05 14:24
saheizi様
ありがとうございます。
そうですね・・・居直ってみましょうか。
短歌でいうと、石川啄木などは、「ねらってるな」 という所が
ありながら、良いものは良い、と共感する歌人の代表ですね。
一茶の句なども、その辺が上手いなあ~と思います。
どちらにしても、私とは月とミミズくらい、次元の違う人々の話ですが・・・
ありがとうございます。
そうですね・・・居直ってみましょうか。
短歌でいうと、石川啄木などは、「ねらってるな」 という所が
ありながら、良いものは良い、と共感する歌人の代表ですね。
一茶の句なども、その辺が上手いなあ~と思います。
どちらにしても、私とは月とミミズくらい、次元の違う人々の話ですが・・・
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pallet-sorairo at 2014-08-05 16:32
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unburro at 2014-08-05 23:46
pallet様
腰をかばいながら、白昼、整骨院へ通う道、
(早起きして、涼しい内に行けばいいのに・・・)
いつもの3倍ほどの時間をかけて歩いていると、
逃げ水が、逃げずに私を待っているような気がします。
腰をかばいながら、白昼、整骨院へ通う道、
(早起きして、涼しい内に行けばいいのに・・・)
いつもの3倍ほどの時間をかけて歩いていると、
逃げ水が、逃げずに私を待っているような気がします。
by unburro
| 2014-08-04 15:54
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Comments(8)