山茶花
2014年 01月 29日
山茶花の散り敷く道で泣いている 驢ノ114
駄句である。
冬に泣くのは、辛い。
涙が冷えて、頬を拭う手に浸みる。
大丈夫、今はもう泣かない。
なぜ泣きたかったのだろう。
幼い私へ掛ける言葉はない。
本人も望んでいないはずだ。
「暖かい家に帰る気にならない、その気持ちはわかるよ。」
と
見守るだけだ。
疲れたら、帰るのだから。
暖かい家に。
そして、もっと悲しい気持ちになる。
暖かさに包まれていればいるほど、自分の不確かさ を 自覚する。
それが悲しかった。
たぶん、そんなところだ。
これは、ショッピングモールにあった体重計。
ほとんどの家庭に、体重計は無い。
いいよね、それで。
まったく。
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by unburro
| 2014-01-29 00:46
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