二胡
2013年 09月 20日
二胡弾きと榧の実を噛み 月を待つ
駄句である。
中秋の月見の会に出掛けた。
久方ぶりに配偶者と共に、外出である。
娘が刀自と留守番をしてくれる。
結構なことである。
大正頃の洋館の中庭である。
暮れてゆく空を見ながら
月を待ちかねて、冷えた白ワインを飲み始める。
時代物の根来高杯に 衣被ぎ と 枝豆
それと
見慣れぬ木の実は、榧の実 とのこと。
上々である。
と
山の端から光がこぼれてくる、
月の出 だ。
弧を描くように昇り始める
地球が回っているのだな。
庭の大樹の下から
聞き覚えのある曲が聞こえる。
チャイナドレスの女性が二人、二胡を弾いている。
「蘇州夜曲」
月が高くなる。
酒が注がれる。
アンデスの高地の葡萄でつくるワインは、
木立を抜けて来た夜風の様に、青い香りがする。
上々である。
駄句である。
中秋の月見の会に出掛けた。
久方ぶりに配偶者と共に、外出である。
娘が刀自と留守番をしてくれる。
結構なことである。
大正頃の洋館の中庭である。
暮れてゆく空を見ながら
月を待ちかねて、冷えた白ワインを飲み始める。
時代物の根来高杯に 衣被ぎ と 枝豆
それと
見慣れぬ木の実は、榧の実 とのこと。
上々である。
と
山の端から光がこぼれてくる、
月の出 だ。
弧を描くように昇り始める
地球が回っているのだな。
庭の大樹の下から
聞き覚えのある曲が聞こえる。
チャイナドレスの女性が二人、二胡を弾いている。
「蘇州夜曲」
月が高くなる。
酒が注がれる。
アンデスの高地の葡萄でつくるワインは、
木立を抜けて来た夜風の様に、青い香りがする。
上々である。
by unburro
| 2013-09-20 17:08
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